なでブログ ~ 貧乏旅行記と旅行情報と台湾の色々について -58ページ目
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PEX航空券と格安航空券のデメリット

デメリットについては、格安旅行者や予算を抑えたい人にとっては、
有益な情報になると思います。
PEXに関しては、さほどデメリットはありませんが、格安航空券のそれは、
理解しておく必要があります。

●PEX航空券のデメリット
 ■キャンセル料高い
初回に言いましたように、早割りPEXの場合は、時期によっては、2万~3万円がキャンセル料とかかります。
近場の場合だとその割合は、航空券総代金の50%以上になることもあります。
 ■閑散期(旅行客が少ない時期)には、格安航空券との料金差は大きくなる
  PEX航空券の場合、格安航空券に比べると閑散期と繁忙期の値段差が小さいと言えます。格安航空券は安いことが売りですので、逆に極端な料金差が出来ます。
 ■長い期間の旅行に向かない
  このことは、最近解消されつつありますが、航空会社の提示するPEX航空券は、大体10日~1ヶ月程度が相場です。矛盾していますが、ツアー用のはずの格安航空券の方が、3ヶ月以上の期間だとかなり得な料金になることがあるまたは、PEXではカバーできないということです。

●格安航空券のデメリット
 ■手間がかかる
  この手間と言うのは、料金比較をしたり、探すのに時間がかかってしまうということです。前回最安値で見つけた会社があったとしても、そこがまた安いとは限らない可能性があります。
 ■繁忙期は、取りにくい
  超繁忙期の年末年始、GW等は、もちろん旅行客が集中してしまうので、数が少ない格安航空券は、不利です。
 ■オンデイ複雑
  この「オンデイ」と言うのは、旅行客が集中する時期が帰国日の場合、追加料金がかかると言うもので、日曜日、祝祭日が帰国日(日本到着日)の場合かかってくることがあります。相場は、3000円~15000円ですが、これは、航空会社(場合によっては旅行会社)、航空券によって異なります。ですので、A航空会社が、出発日ベースだと最安なのに、Bはオンデイの設定がないので、トータルでは、Bの方が安いということが起きます。
 ■タックスが旅行会社によって違う
  タックスは、航空券に必ず付加されてくる、日本国内の空港使用料、現地の空港使用料、航空保険料、米国保安税など、色々意味不明の名目でかかってきます。税金ですので、複雑になってしまうのは、しょうがないとは言え、煩わしいものです。そして、タックスの値段が変わるというのは、日本国内の空港使用料以外を指しますが、現地の空港税や、航空保険料と言うのは、現地通貨で提示されるもので、本来は、航空券発券月のレートによって決定されるものですが、発券のタイミングは、旅行会社が請求するタイミングとは違いますので、事前に旅行会社内で決められた額が請求となるため、旅行会社ベースで異なってきます。
  また、PEXとの比較で言うと、PEX航空券と、格安航空券の全く同じ出発日、同じ目的地でタックス分を比較すると、PEXの方が合計タックスは安いです。(断言しても良いくらいPEXの方が安くなります。)これは、PEX航空券であれば、航空会社内で決算されて終わりですが、旅行会社から買う格安航空券は、旅行会社から航空会社への支払いがあるため、その時間差、レートの換算違いによる差額だと思われます。
 ■旅行会社つぶれる
  ストレートな物言いで申し訳ありませんが、現在インターネット上で主に露出されている格安航空券専門会社は、3種旅行会社と呼ばれるもので、小さな会社である場合が多い上に、旅行業界の不振続き(テロ、SARS、果ては津波)から、格安航空券の料金競争が激化してしまい、経営状態が芳しくない会社があります。この問題は、こういう時代ですので、解決策も何もありません。
  但し、旅行会社は、旅行業法により、その旅行会社の形態(1種や3種)等に応じて一定額を旅行業協会や運輸省に納入していますので、消費者のお金は保護されています。お金に関しては、安心してください。ですので、申込む旅行会社の、旅行業界などの加盟団体と何種の旅行会社が確認しましょう。
 ■マイレージ加算されない場合や加算率が低い場合がある</strong>。
  安いので、裏がありますが、マイラーに取っては大きな問題の加算されなかったり、加算率が低いことがあります。また航空会社が行うサービス(空港からの無料送迎サービス等)で受けることが出来ないものもあります。これは、おのおの格安航空券の予約クラスによって航空会社が定めていますので、確認しましょう。

 次回は、格安航空券のについてです。

PEX航空券と格安航空券のメリット

それぞれのメリットについてです。
PEX航空券と格安航空券の違いで、ノーマル航空券などは、比較から除いていますので、あしからず。
●PEX航空券のメリット
 ■日系航空会社は、ディスカウントは、PEXのみ
   JAL、ANAの2社に関してのディスカウント航空券は、PEX航空券のみで、基本的に格安航空券はありません(一部方面によっては設定があります)。
 ■マイレージ加算率が格安航空券より高い
   このことは、日系以外の航空会社では、格安航空券との差別化の意味で異なる場合があります。また、最近では「WEBからの予約で、ボーナスマイル」と言うことが多いですので、マイラーは格安航空券との使い分けが必要でしょう。
 ■割り当てられる席数多め
   特に繁忙期(年末年始、GW)に必要なことですが、各航空会社は、もちろん自社から販売することが利益が多いのですから、ある特定の一便に対してPEX航空券用と格安航空券用では、PEX航空券の方に席を多くする傾向があると言えます。但しこのことは、航空会社、時期によって変わってきます。
 ■キャンセル待ちの優先度が高い
  このことも、キャンセル待ちが多い時期のみに言えることですが、航空会社がどちらを売りたいか考えれば一目瞭然です。

●格安航空券のメリット
 ■とにかく安い。
   これは、当たり前です。格安ですから。
 ■航空会社、直行便にこだわらないと更に安い。
   最近航空会社未定、経由便未定等ありますが、こういった設定の航空券は、安いことが多く、こだわりが無いほど安く買えるのです。未定航空会社などの意味については、次回に。
 ■FIXOPEN使い分けが出来る。
   段々PEX航空券でも出来るようになってきたことですが、もし渡航地で帰りの日程を変える可能性がある等の場合は、便利です。PEX航空券の場合は、変更できても変更手数料がかかる場合が多いです。(※格安航空券でもかかることがあります。)
 ■キャンセル料一定ではない
   これは、旅行会社を選ぶ上での一つの大きな選択肢になります。旅行会社と旅行者のトラブルで一番多いのが、キャンセル料の問題です。格安航空券に関してのキャンセル料はそれぞれ旅行会社によって違います。また、旅行会社は、旅行者と契約(予約、申し込み)の際には、説明する義務があり(旅行業法)、申し込みの際に送られてくる旅行申し込み規約や、メールに記載されているはずです。キャンセル料の大まかな相場はありますので、申し込みする前にむしろ先に調べておくのが、賢い旅行会社の選び方賢い航空券の買い方だと思います。旅行に行けなくなった上に、無駄に高くキャンセル料まで取られてはダブルパンチです。

■次回はデメリットと謎についてです。

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格安航空券って??

航空券と聞いて、恐らく最近では、格安航空券という言葉を思い浮かべる人が多いでしょう。でも、格安航空券って言葉も曖昧だし、いまいち実態を把握していないで、買っている人が多いような、少ないような気がします。

ですので、「賢い格安航空券選び」なんて事を書きたいと思います。
幾らかの有益な情報をお伝えできればと。無知は損ですから。

第1回目は、航空券の基本です。
これは、難易度1くらいですね。ただこのこと理解無しには、前に進めません。

航空券は、大きく分けて3つに分けることが出来ます。
1.ノーマル
2.PEX(ペックス)
3.IT(俗に言う格安航空券)


ノーマル航空券は、その名の通り、全くディスカウントが無いチケットです。難しい話は省きますが、これは、航空会社、期間、ルート、国は、基本的に関係なく、どこで買っても同じ値段です。ですので恐ろしく高いです。このチケットは、バブル期には、世界中を無意味に飛び回るビジネスマンが使っていたもので、現在使う人は皆無でしょう。(エコノミークラスに限ってです。ビジネス、ファーストクラスを利用するリッチな人が世の中には沢山いますから)

PEX航空券は、各航空会社が販売する正規ディスカウント航空券です。これは、各航空会社一生懸命考えて、ユニークなネーミングをつけていらっしゃるので、分かり易いもので言えば、「JALゴクウ」、ANA「GET」等のことです。最近では、航空会社の方も考えて上手く売ろうと早割りや超早割り等と格安航空券との差別化を図っているのですが、日系航空会社にこだわらない人にとっては魅力的な値段にはなっていないようです。それに、早割りの旅行者にとってのメリットは、安い(早割りではない航空券に比べて)ですが、航空会社にとってもメリットがあって、それはキャンセルが多いという事です。キャンセル料は2~3万円と高いですので、キャンセルする旅行者を見込んで安くしているということです。

そして、問題の格安航空券です。格安航空券は、良く説明される方法として、ツアー造成用の航空券で、各航空会社が、旅行会社に販売をしているとされますが、実際には、ツアーとは関係なく、航空券のみで、個人旅行者は利用しているのですから、説明としては不十分です。結局は、(見た目には分かりにくいですが、)格安航空券は、初めから航空券でのみ販売するものと、ツアー用と分かれています。航空会社と旅行会社の間では、格安航空券のみの販売を前提に料金が設定されています。

 次回は、各航空券のメリット、デメリットについてです。

 ※ノーマル航空券とPEX航空券との間には、IATA PEX(イアタペックス)航空券と呼ばれるものがあります。これに関しては、あまり需要が無いのが確かですが、ビジネス旅行者さんにとってはメリットがある場合があります。使われる場合として、格安航空券やPEX航空券ではカバーできない場合に使われます。使われ方として、数都市を全て直行便で繋ごうとした場合にノーマル航空券より安く済むことがありますが、ノーマル航空券と異なって、旅程や日程の変更は出来ません。また、ルールが非常に複雑で、またノーマル航空券の方が安かったりすることもあります。

ブログ始めます

ついに、ブログというものを始めます。
本家サイト「なでなで地球」と言う旅行情報サイトを開始したのが、今年1/19なので、5日間もそっちに構いっぱなしでした。
本サイトの方では、今は、台湾の旅行情報だけなので、次はどの国にするか考え中。候補は、オーストラリアですが、大きいし、都市の数も多いので、どうするか微妙です。

ブログでは、もっと見る人に有益な、格安航空券のことを中心に書いていきます。後は趣味のこともちょっとは。

どうぞ、本家サイトを見てやってください。
なでなで地球はこちら。
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