PEX航空券と格安航空券のデメリット | なでブログ ~ 貧乏旅行記と旅行情報と台湾の色々について

PEX航空券と格安航空券のデメリット

デメリットについては、格安旅行者や予算を抑えたい人にとっては、
有益な情報になると思います。
PEXに関しては、さほどデメリットはありませんが、格安航空券のそれは、
理解しておく必要があります。

●PEX航空券のデメリット
 ■キャンセル料高い
初回に言いましたように、早割りPEXの場合は、時期によっては、2万~3万円がキャンセル料とかかります。
近場の場合だとその割合は、航空券総代金の50%以上になることもあります。
 ■閑散期(旅行客が少ない時期)には、格安航空券との料金差は大きくなる
  PEX航空券の場合、格安航空券に比べると閑散期と繁忙期の値段差が小さいと言えます。格安航空券は安いことが売りですので、逆に極端な料金差が出来ます。
 ■長い期間の旅行に向かない
  このことは、最近解消されつつありますが、航空会社の提示するPEX航空券は、大体10日~1ヶ月程度が相場です。矛盾していますが、ツアー用のはずの格安航空券の方が、3ヶ月以上の期間だとかなり得な料金になることがあるまたは、PEXではカバーできないということです。

●格安航空券のデメリット
 ■手間がかかる
  この手間と言うのは、料金比較をしたり、探すのに時間がかかってしまうということです。前回最安値で見つけた会社があったとしても、そこがまた安いとは限らない可能性があります。
 ■繁忙期は、取りにくい
  超繁忙期の年末年始、GW等は、もちろん旅行客が集中してしまうので、数が少ない格安航空券は、不利です。
 ■オンデイ複雑
  この「オンデイ」と言うのは、旅行客が集中する時期が帰国日の場合、追加料金がかかると言うもので、日曜日、祝祭日が帰国日(日本到着日)の場合かかってくることがあります。相場は、3000円~15000円ですが、これは、航空会社(場合によっては旅行会社)、航空券によって異なります。ですので、A航空会社が、出発日ベースだと最安なのに、Bはオンデイの設定がないので、トータルでは、Bの方が安いということが起きます。
 ■タックスが旅行会社によって違う
  タックスは、航空券に必ず付加されてくる、日本国内の空港使用料、現地の空港使用料、航空保険料、米国保安税など、色々意味不明の名目でかかってきます。税金ですので、複雑になってしまうのは、しょうがないとは言え、煩わしいものです。そして、タックスの値段が変わるというのは、日本国内の空港使用料以外を指しますが、現地の空港税や、航空保険料と言うのは、現地通貨で提示されるもので、本来は、航空券発券月のレートによって決定されるものですが、発券のタイミングは、旅行会社が請求するタイミングとは違いますので、事前に旅行会社内で決められた額が請求となるため、旅行会社ベースで異なってきます。
  また、PEXとの比較で言うと、PEX航空券と、格安航空券の全く同じ出発日、同じ目的地でタックス分を比較すると、PEXの方が合計タックスは安いです。(断言しても良いくらいPEXの方が安くなります。)これは、PEX航空券であれば、航空会社内で決算されて終わりですが、旅行会社から買う格安航空券は、旅行会社から航空会社への支払いがあるため、その時間差、レートの換算違いによる差額だと思われます。
 ■旅行会社つぶれる
  ストレートな物言いで申し訳ありませんが、現在インターネット上で主に露出されている格安航空券専門会社は、3種旅行会社と呼ばれるもので、小さな会社である場合が多い上に、旅行業界の不振続き(テロ、SARS、果ては津波)から、格安航空券の料金競争が激化してしまい、経営状態が芳しくない会社があります。この問題は、こういう時代ですので、解決策も何もありません。
  但し、旅行会社は、旅行業法により、その旅行会社の形態(1種や3種)等に応じて一定額を旅行業協会や運輸省に納入していますので、消費者のお金は保護されています。お金に関しては、安心してください。ですので、申込む旅行会社の、旅行業界などの加盟団体と何種の旅行会社が確認しましょう。
 ■マイレージ加算されない場合や加算率が低い場合がある</strong>。
  安いので、裏がありますが、マイラーに取っては大きな問題の加算されなかったり、加算率が低いことがあります。また航空会社が行うサービス(空港からの無料送迎サービス等)で受けることが出来ないものもあります。これは、おのおの格安航空券の予約クラスによって航空会社が定めていますので、確認しましょう。

 次回は、格安航空券のについてです。